食物繊維と働かなくなってしまった「停滞腸」の関係

腸はどのような働きをしているのでしょうか?1つは,食物を吸収しやすいように分解して,消化・吸収する働きです。そしてもう1つは,食物やそれが分解されてできた栄養分,水分を運ぶ運動機能です。 食物が小腸の下部に達するまでには3~4時間かかります。その後さらに2~3時間かけて盲腸に入り,口から食物が取り込まれてから約24時間後に便となって肛門から排出されます。
口にした食べ物には多種多様の菌が付着しており、口から病原菌が侵入してきますが、それから身を守るために、腸は身体の中でも最も大きな免疫系を有しています。 蛇足ですが、人だけでなくあらゆる動物において、腸は最も早く発生する器官です。
そして最近では、アレルギー、感染症、がん、肥満、動脈硬化、自閉症、便秘などが腸内細菌と深く関係することも研究で明らかになっています。幼少期の脳の発達についても腸内細菌が関与しているのではないかというデータが出てきています。
便秘が続いて気づくと、それまでは何ともなかった花粉症の症状が出て困っていたけど、トクホのイサゴールとうい食物繊維を摂って便秘が解消したら1週間で治ってしまったという話もありました。腸が正常に機能するようになればアレルギー症状も簡単に治ってしまうというよい例です。

ストレスの影響を受けやすい腸

現代人は、多くのストレスを抱え複雑な社会環境の中でで生活をしています。社会的なストレスに加え、環境ストレスなどなどたくさんのストレスがあります。単純に職場で人間関係によるストレスもあるかもしれません。そんな中、そんなストレスの影響をダイレクト受けるのが腸でもあります。
イヤなことがあるとわかると下痢をしたり、お腹が痛くなったり、お昼ご飯を食べると必ず下痢をしてしまう、旅行に行くと必ず便秘してしまう…まだあるかと思いますがこのようにストレスを受けた腸は働きを止めてしまいます。
そしてこうした状態が続くと腸は働くことを忘れて停滞してしまうのです。これが停滞腸です。
よく便秘を解消するためには食物繊維を摂りましょう!とか起きたら水を飲みましょう!しっかり睡眠を取りましょう!と言われますがこれを実践して便が出る人は停滞腸ではありません。何をやっても便が出ずに便秘薬を使って無理やり排便している人の腸のことです。最初に紹介しましたが、腸の働きは非常に重大で繊細です。停滞腸になる原因は様々ありますが一番は食事です。
食生活での問題点は、現代人に特徴的なのがやはり食物繊維不足です。食物繊維とひとくちに言っても様々な種類があります。たとえば、海藻に含まれるセルロース、豆や麦などのガム質、ジャムを固めるセルロース、カニやエビの殻に含まれるキチンなどです。昔は栄養にならない食物繊維も現代では、病気予防には欠かせない第6の栄養素として確立しました。
便を排出する際にこの食物繊維のどの種類をとれば便が出やすくなるというのは、実際個人個人異なります。不溶性食物繊維が必要な人もいますし、水溶性食物繊維が足りない人もいます。ちなみにさきほどのトクホのイサゴールは主成分が「サイリウムハスク」で保水性と膨張性が高い食物繊維で、お腹の調子を整える、コレステロールを下げるという2つの働きが認められています。「サイリウムハスク」はインドでは古くから食用とされているオオバコ科の植物、プランタゴ・オバタの種を包んでいる種皮です。成分の80%が食物繊維で、水溶性と非水溶性の食物繊維をバランスよく含んでいる点も便秘改善に効果的です。

便秘と下痢で食べ分ける(水溶性・不溶性食物繊維)

ストレスの影響を受けやすい腸

食物繊維の代表的な仕事は腸壁にある余分なカスを排泄しながら腸の中をキレイにすることです。腸の中は37度台の真夏のような温度で食べ物は即、腐る環境です。そんな場所で肉や魚、卵などの生モノは腐りやすいのです。腸内でそういったことが起きないように食物繊維が働くわけです。
ところが、腸ストレスにより機能が低下し、正常な働きができないと停滞腸となり毒素(老廃物)が腐ったまま腸の中にどんどんため込むようになってしまうということです。腸内環境が悪化した際に吹き出物やガスの匂いが厳しいのはよくわかります。

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