1日に何をどのくらい摂れば食物繊維の所要量になるのでしょうか
たくさんの食物繊維が必要なのはわかったけれど、具体的にどのくらいの量が必要なのでしょうか?
腸が弱ったり衰えたりしないようにするためにも食物繊維は必須です。食物センイがなければ、腸はたちまち停滞し、体内の老廃物や毒素が溜まってきます。ところが近ごろでは圧倒的に食物繊維が足りていない人が急増中です。厚生労働省がすすめる、食物繊維の摂取量は、成人なら1日あたり20~25グラムです。日本肥満学会が出している「肥満・肥満症の指導マニュアル」では、肥満の人は食物センイを1日330グラム以上摂るように推奨しています。ところが現実では、日本人の食物繊維摂取量は1日平均15グラム程度。厚生労働省の示した目標量を10グラム近くも下回っています。これは、若い世代ほど深刻にで18~29 歳の女性では、1日あたりたったの11.9グラム。ジャンクフードばかり食べている人やダイエットのためだからと極端に食事制限をしている人なら、もっと食物繊維が不足している可能性も。
戦後すぐの食糧事情がよくない時代でも、日本人の食物繊維摂取量は目標値をきちんとクリアしていました。これが高度経済成長にともない、食卓も豊かになり肉食中心の欧米化が進み、食物繊維の摂取量も減少しました。最近の調査では平均が14.2グラム となり、さらに食物繊維不足が深刻とっています。停滞腸から体調を崩す人が増えたのも当然の結果といえるのです。
ほうれん草なら175グラムです。だいたいスーパーで売っている1束ぐらいですカボチャなら5分の1個ぐらい、にんじんなら中サイズで2本弱、ブロッコリーなら1個程度です。こうして10グラムの食物繊維を目標にするとかなりの量になります。
白米なら2キロ、玄米ご飯なら茶碗5杯、食パンなら1斤、ライ麦パンなら3枚です。
小豆(乾燥)なら2分の1カップ、納豆なら3パック、大豆の水煮缶なら1カップです。
切り干し大根ならもどしたもので220グラム、かんぴょう(ゆで)で1袋
などが代表的な量です。足りていない人が多いのも頷けます。しっかり食物繊維が1日20グラムぐらい摂れるようになれば便秘にも悩まなくなるでしょう。どうしても20グラムなんてとても無理という人はイサゴールなどを使うのもアリでしょう。